社員ブログ
環境対応に適応するのは難しい!
2019-04-01
四月に入り桜が咲き始めましたね♪
四月は進級・入学・就職などたくさんの出会いがあると思いますが
開明伸銅でも本日から数名の新入社員を迎えました!
新入社員の皆さんのフレッシュさに負けないように
わたしもいつも初心を忘れないようにしたいと思います!
さて、本日はある営業マンのエピソードをご紹介します♪
環境対応品がお客様より要求されはじた頃の話です。
伸銅品でいうと環境対応品(ROHs対応品)はC3604カドミレス材やC3771カドミレス材
KS-BC、KS-RC、KS-HCなどが当てはまります。
今まで使用して頂いていた一般材と比較すると残念ながら価格は少し高くなります。
お客様にはカドミニウム分を管理することにより保証ができることになり、
その管理分の費用分として従来一般材より高くなる旨の説明をするのですが、なかなか理解して頂けなく苦労しました。
一般材のカドミニウム分はどれくらいなんだ? 元々カドミニウムなど入っていないのではないか?
何故、環境対応品が必要なんだ? 一般材と環境対応品は何も変わらないのでは? と多様な質問を受けました。
その質問1つ1つに分からないことは伸銅協会の方に聞いたり、
製造の方に聞いたり確認したりして返答をさせて頂きました。
それでも返答に困る質問もあり、本音でぶつからないとお客様に納得して頂けないものもありました。
弊社は異形材を得意としており、異形材は当社開発合金のKS-BやKS-R、KS-Hなどで製造させて頂いているお客様もあり、
そのお客様より環境対応品に変更したいというご要望があった時も同様で、お客様からは多様な質問を受けました。
そのお陰でお客様との会話も増え、その時は大変で苦労したように記憶しておりますが、
今となっては良い思い出の一つであり、お客様とその当時の話をして笑ったりしています。
現在は環境対応品として鉛レス材のお引き合いが少しずつ増加しております。
お客様からの質問に返答できるように自分でもしっかり勉強をし、
分からないことは伸銅協会の方や弊社製造に伺いつつ、自分のものとするよう日々精進していきたいと思います。
私たち営業マンがお客様の質問・疑問に対し、一つ一つ丁寧に返答することにより、
お客様からの信頼・信用を得て、取引量の拡大に繋げていくように努力出来る営業マンになれるよう頑張っていきたいと思います。