社員ブログ
原因不明の故障修理
2019-09-02
こんにちは!亀治です!
昨日メェとんとスーパーへお買い物に行ったら
イチジクが店頭に並んでいました
国内産ではありませんが松茸も売っていて、
少し早いですがスーパーで食材を見るだけで秋を感じるようになりました
今年は少し秋が長いみたいなので、メェとんと紅葉を見に行くのが楽しみです
さて、本日は設備課社員のエピソードをご紹介いたします!
私は主に新規設備の立ち上げや、生産設備のメンテナンス・修理の業務に携わっています。
もちろん機械が止まらずに生産し続けるのがベストですし、
故障しないように日頃から整備活動に精を出すのが我々の部門の仕事なのですが、それでもやはり故障はつきものです。
特に開明伸銅では黄銅棒の異形材を取り扱っており、生産設備も自社製作がほとんどです。
なので、当然整備のマニュアルも自社で作り上げていかなければならないのが大変な点です。
修理で一番苦労するのは、やはり故障した原因が分からない時です。
この部分が故障している、というのが明確であれば、たとえどれだけ時間がかかろうとも、
その部分を直すというゴールに向かって、修理作業を進めることができるのですが、
原因が分からないと、まずどの部分が故障しているのかを探すという見えないゴールに向かう途方もない作業がまずあり、
原因が分かってからも、その内容によっては更に長時間の修理時間が必要となります。
最近一番大変だったのは、生産の要である押出機が突然動かなくなった時です。
電気関係や油圧関係をいくら調べても原因が分からず、電磁弁など様々な部品を交換しても直ることはありませんでした。
結果、メインのポンプの内部の部品(外から見るだけでは分かりにくい箇所)が原因だと分かった時には、
ついに日をまたいでしまっていました。
しかし、苦労すればするほど直った時の喜びは大きいですし、また経験となって記憶に残り、
今後の修理にも生かしていけるようになるのです。
どんなことにおいてもそうですが、簡単に手に入れたものよりも、
苦労して勝ち取ったものの方が、人の記憶には強く残るものですよね。
なおこの時の修理で、色々と油圧関係の部品を交換したので、
発生源が分からない慢性的な油漏れがなくなったのは、不幸中の幸い、というより棚からぼた餅というやつでした。
ただ、普段からきちんとこういう細かい整備をしていないと、
いつか大きな故障に繋がるんだということを改めて痛感した事例でした。