社員ブログ
第1回生産ミニ勉強会!
2020-07-13
先週から豪雨が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか
こちらは毎日川があふれるのではないかとハラハラ過ごす毎日でした
もう暫く強く雨の降る日が続きそうですが、安全を第一に過ごしていこうと思います
さて、本日は先日行われた女性社員だけの生産ミニ勉強会についてご紹介いたします!
皆さんこんにちは!企画課のMです!
私の仕事内容は事務処理がメインなのですが、普段現場へ行く機会はほぼなく、
製品や工程についての知識がまだまだ乏しいのが現状です
そんな中、女性社員に向けた生産勉強会が行われることになりました!
本日は先日行われた第1回目の生産ミニ勉強会の内容を少しご紹介いたします
今回の講師は製造本部長です!
勉強会はじめの様子…
みんな真剣な表情でパワポを見つめています
(写真撮りますと伝えると不自然なことになってしまいました…)
まずは今回の勉強会の目標を決めたのですが、ずばり「女性社員も工場見学ができるようになる」です!
普段現場に行くことがない私のような社員が工場内を説明しながらサラッと案内できたらかっこいいですよね。
10回の勉強会を終えた後、できるようになっているか楽しみです
さて、勉強会は意外にも製造本部長の経歴紹介から始まりました。高校卒業後から今に至るまでの話を聞いて、
「母校が同じだ!」とか「前職の職種が意外!」とわいわい楽しい話題から始まり、和やかな雰囲気で勉強会が始まりました。
ここからやっと勉強会の内容に入ります(笑)
弊社の取り扱っている「真鍮」とは銅と亜鉛を主な原料とする合金で、その配合によって種類が分かれます。
黄銅…銅が60~70%、亜鉛が30~40%程度含まれるもの。
快削黄銅…銅と亜鉛に加えて鉛が数%配合されているもの。鉛が加わることによって切削加工のしやすい製品になる。
だんだんと勉強会らしくなってきました…!
製品をつくるとき、金型を加熱して押出プレスにセットし、ビレットという鋳塊を加熱して押し出して製品ができているのですが、
弊社では伸銅のビレットを自社製作しています。
ビレットの原料はダライ粉などのスクラップを再利用しています。
真鍮の塊や置き物、ダライ粉などを原料屋さんから仕入れるのですが、うちの製品が混ざっていることもあるのだとか…!
これが原料となるスクラップです↓
この仕入れたスクラップを配合・溶解してビレットをつくるのですが、毎回原料によって成分の偏りなどがあるため、
手順通り作ったとしてもいつもと同じようにはいかないとのこと。
成分を測定して何かの成分が足りなければ、配合を担当する人の感覚で少しずつ量を増やしていくんだそうです。
勉強会では、「レシピを見ながら配合する」と話されていて、少し塩や胡椒を足すのに似ていて、
想像すると本当に料理の感覚に似ているのかもしれないと感じました…!
知っていたようで詳しく知らなかったことが聞けて、第一回目の勉強会は楽しく終了しました
普段の業務で現場の作業に対して疑問を持つこともたくさんあるので、質問を用意して次回の勉強会に臨もうと思います
皆様にも真鍮の押出について少しでも興味を持っていただければ幸いです
次回のブログもお楽しみに