社員ブログ
ロール矯正大変!!
2019-07-01
やっと梅雨入りして雨の日が続いていますね
小さいころはレインブーツを履いて水溜りに入るのが楽しみだったのを思い出します(笑)
むしむし暑い日が続きますがしっかり水分補給して乗り切ろうと思います
さて、本日は伸銅製造社員のエピソードをご紹介いたします!
私は伸銅事業部の熱間ラインに所属しています。
熱間ラインは押出から送られてきた製品をストレッチャーという機械で直進性を出して製品にしています。
私の取り扱っている製品の形状はアングル・チャンネルといった異形製品が多くあり、
表面のキズやへこみ・汚れなども特に注意が必要とされます。
私が開明伸銅で10年近く働いている中で1番嬉しかったのは、
ロール矯正で製品のサイズを指定されたサイズに直す事が出来た時です。
ロール矯正とは、製品の平らさを出したり、角度を広げたり狭めたり、開口部を開けたり閉じたりすることの出来る機械です。
ある型番において、お客様の指定された開口部サイズが出ないまま、製品が前工程から回ってきました。
なかなかサイズが出ず苦戦していている間に、お客様の納期が迫ってきていました。
その製品は、キズ等いろいろな問題からロール矯正はあまりしたくは無かったのですが、
ダメもとでロール矯正をしてみました。ですが、やっぱりダメでした。私自身のロール矯正の技量に限界を感じてしまいました。
そこで上司に相談し、いろいろなアドバスを受けました。
もう一度、上司のアドバイスをもとに、あーでもない、こーでもないと矯正治具を変えてみたり、矯正速度・矯正圧を変えてみたりして、
いろいろ試行錯誤をしながらロール矯正をして行く中で、ドンピシャなサイズを出すことが出来ました。
私一人の考える力と、行動力、技術力では考えられないような発想やアイデアが出てきてとても勉強になりました。
多くの人と会話をする事で問題を解決する事ができ、そのおかげで、納期ギリギリでしたがなんとかお客様の所に
製品を納める事が出来ました。
後で担当の営業の方から「ありがとう助かった、お客様も喜んでいたよ!」と聞きました。
お客様のその一言を聞けてとても嬉しくなりました。
また、お客様の一言がもらえる仕事をこれからもしていきたいです。