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社員ブログ

課員と協力した改善

2020-06-29
こんにちは!メェとんです♪
 
今週で6月も終わるのかと思うと、半年が本当に早く感じます驚いた顔ギクッとしたマーク
 
道端に咲いているアジサイを見ると梅雨の良さを感じますが、毎日湿度が高くて蒸し暑い日が続いていますねてるてる坊主傘
 
まだまだマスクを着用して用心しなければいけませんが、涼しく過ごせるよう工夫しながら乗り切りたいと思いますいいね(手のひらが手前)色とりどりのきらきら
 
さて、本日はアルミ押出社員の改善エピソードをご紹介いたします!
 
 
 
 
 
 私はアルミの押出部門で働いており、押出プレスを押すオペレーターという仕事をやっています。
 
押出プレスは1650tもある大型プレスで、その操作をしてアルミ形材という製品を作っています。
 
 金型を加熱して、押出プレスにセットし、アルミのビレットいう鋳塊を加熱して押出プレスで押出します。
 
さまざまな形状の形を押出しています。
 
中には単重の小さい製品から、単重が重い製品までこなしています。
 
 その中にある製品で、長さを1400mmに切断しなければならないものがあります。
 
工程は、アルミ押出をしてストレッチャー、切断、熱処理、仮梱包、精密切断、梱包と非常に長い工程です。
 
いつも押出プレスを押しながら、工程の短縮化が出来ないかとずっと考えていました。
 
 開明伸銅では毎月改善活動を行っています。今回そのことについて、押出プレスの課員とどうすれば工程の短縮できるか考えました。
 
一番簡単なのは、押出ライン内で切断をして、オフラインの精密切断をしなければ、工程時間を大きく短縮できます。
 
幸い、切断公差は精度要求されていないため、通常の切断で十分です。押出切断では1500mmまでしか切断出来ません。
 
そのため、みんなに押出切断で切断できるよう改善しようと提案しました。
 
問題はストッパーです。どう改善すれば1500mmより短く切れるかですが、私の改善案は、ストッパーにストッパーを付けることです。
 
ストッパーの先に100mm長いストッパーを付け、1400mmの当たりを出すようにしました。
 
 私は溶接や機械加工などが得意なので、みんなの協力を得ながら、アルミのスクラップを利用して新ストッパーを作りました。
 
アルミ溶接はあまりやったことがなく、最初は上手く溶接することが出来ず大変でしたが、何とか思い通りの作品ができました。
 
結果、今まで精密切断に持って行って別ラインで切断していたものが、やらなくてよくなりました。
 
後工程の作業時間が大幅に減り、仮梱包時間、精密切断の切断時間が無くなり、年間約110万円のコストダウンが見込めました。
 
 今回の改善についてはみんなで協力をして作ったものです。
 
やはり改善については課員のみんなとあれやこれやと言いながら改善するのが私は大好きです。
 
 
 
 
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