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社員ブログ

技術の継承 伝える、教わる、学ぶ難しさ

2020-06-22
 
こんにちは!亀治です!
 
先週末から蒸し暑くなったかと思えば肌寒い雨の日もあり、亀岡本社は寒暖差のある気温でしたてるてる坊主傘
 
梅雨入りして不安定なお天気が続いていますが、今週も熱中症などに気を付けて元気に頑張ろうと思いますひまわり
 
さて、本日は金型課社員のエピソードをご紹介いたします!
 
 
 
 
 
 私は金型課で製作を担当しています。金型を製作しだして19年が経ちました。
 
私は再就職で開明伸銅に入社、1年間伸銅工場で働いた後、金型課に配属されました。
 
 開明伸銅では金型の自社製作を行っています。金型課では、当社アルミ押出機と伸銅押出機に使う金型を作っています。
 
金型工場にはNCフライス、NC放電機、旋盤、ワイヤーカット機などの沢山の初めて見る加工機が並んでいました。
 
 加工の経験が無かった私は、当時の課長や副課長に「物を作ると言う事」を0から教えていただきました。
 
日に日に機械の操作方法を覚え加工が進んでいくと、鋼材が金型に変わっていく過程で、
 
急所となるところでは「こうしなければならない」とアドバイスを頂きました。
 
 NC関係の加工では全て数字で表現することができ、聞く側としても分かりやすいのですが、
 
言葉でしか伝えられない感覚での作業は、回数をこなさなければ習得できない事が沢山ありました。
 
また失敗もありました。工程毎に起こりやすい失敗があり、失敗を繰り返さない様に考え続けました。
 
 今私は、部下や同僚に自分の持っている経験を伝え始めていますが、以前課長や副課長が見た目では簡単に、
 
しかも解りやすく私に伝えてくださった事が、こんなにも難しいことだとは思いませんでした。
 
また当時に比べて加工機も増えました。
 
マシニングセンタ2台、NCフライス1台、NC放電機3台、ワイヤーカット2台、映像測定器1台、旋盤、フライス、放電機などなど、
 
最近は自動機が増え、それを使いこなす能力も必要になっています。手で作るのではなく機械が作る感覚です。
 
 2016年に横型マシニングセンタが導入されると、マシニングセンタのメーカーに1週間の泊まり込みの研修に行きました。
 
基礎から応用、新しい機械で何が今より早く、正確に、高精度に出来るのかを学びました。
 
実際に職場に戻って学んできたことを行うと、良い加工、良い物が出来て嬉しかったです。
 
部下や同僚にも今以上に良い加工、良い物が出来た時の喜びを味わってもらいたいし、私も一緒に味わいたいと思います。
 
 
 
 
 
 
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