社員ブログ
東京営業所での思い出
2020-06-15
本州もすっかり梅雨入りして、雨が降ったりじめじめとした気候が続いていますね
毎日マスクをして過ごすのがつらい時期になって来ましたが
まだまだ油断はできないのでマスクは手放せないですね
今週も水分補給と体調管理を徹底して元気に頑張ろうと思います
さて、本日はベテラン営業マンのエピソードをご紹介いたします!
私が初めて東京営業所に勤務する事になった年齢は27歳の時でした。
27歳まで箱根の関より東には個人的な遊びでも行ったことが無く。
行くことに決めた時は不安で一杯だったような気がします。
当社は伸銅では押出異形棒、アルミではアルミ押出形材という素材を製造している会社です。
そしてその当時の東京営業所は数量的に本社に比べて1/4程度しかなく、
伸銅の押出異形棒がアルミ形材に比べて発注いただく数量が多かったです。
本社から東京への定期配送便は10t車で火曜日と木曜日の2日しか出荷してもらえる便がありませんでした。
※現在は15車でほぼ毎日配送便があります。
一足先に東京に転勤されていた常務(現在の社長)と営業所の3階と4階に住んでいたので公私共にお世話になりました。
仕事について遅くまで常務と話をしていました。
東京で今以上に伸銅異形棒、アルミ形材を買ってもらうためにどうするか。また営業としての考え方など本当に色々な話をしました。
「前月より1kgでも多く受注をもらうために今月頑張ろう」と営業所全員で働いていました。
常務と平日に外出する時以外はほぼ一緒の空間だったので、当時から「上司の方と一緒にいると大変でしょう」とか
「息を抜く時がないのでは」と言われていましたが、ありがたいことにあまり苦と感じずに過ごさせていただいたと思います。
一緒に過ごすことで私の仕事観のようなものが固まったような気がします。
お客様にも色々と伸銅品やアルミ形材や板や加工方法について教えていただいたり、
落ち込んでいるとお客様から「飲みに行くぞ」と飲み屋で激励してもらったりしていました。
当然叱られたり、注意されたりすることもありますが、本当の意味で可愛がっていただきました。
5年10か月経って京都の本社に戻ることが決まって、お客様から送別会を開いていただけることになり、
行ってみると営業担当者の方々、常務、専務、課長とお世話になった方々全員で開催していただき、
本当に東京に来て仕事が出来てよかったと感じました。
そのお客様とは現在もお付き合いがあり、今でも色々と教えていただいたり、怒られたりしています。