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社員ブログ

みんなで意見を出し合った改善

2020-04-27
 
こんにちは!亀治です!
 
今週からゴールデンウィークに入る方が多いのではないでしょうかチューリップ
 
今年はなかなかお出かけや帰省はできませんが、普段はできない大掃除や読書、
 
食品のお取り寄せをして、ゆったりおうち時間を楽しもうと思いますいちごショートケーキ
 
皆さんはお休みの間どう過ごされますか目がハートになっている顔??
 
ゆったり楽しい休日になることを祈っています点滅している星
 
さて、本日はアルミ製造社員の改善に関するエピソードをご紹介いたします!
 
 
 
 私はこれまでアルミの仕上げ梱包の段取り作業を行っていました。
 
押出から送られてきた製品を、パレットやケースに梱包していくのですが、
 
その際に必要となる切粉の除去について改善を行ったことを書いていこうと思います。
 
 改善前は、各梱包作業前に製品に付着している切粉を落とすために、ラック上で製品にエアーを吹きかけて下に落としていました。
 
そのため、作業後に清掃をする必要があり、無駄な作業となっていました。「掃除の手間を減らしたい」と感じ、改善を行いました。
 
 最初に行ったことは、「下(床面)に切粉を落とさないこと」最初はラック全体を覆うように、
 
段ボールとナイロンで囲いを作成し、エアーを吹きかけるようにしましたが、
 
切粉の跳ね返りの問題と、作った囲いが大きく、使用していない時に置き場に困ってしまう問題がありました。
 
 そこで次の改善です。とりあえず「切粉の跳ね返りを無くす」これに絞って改善をしました。
 
行ったことは、囲いの背面部分の形状を変えて、吹き溜まり部分を作成し、そこに切粉を集められるようにしました。
 
しかし、跳ね返りがなかなか無くなってくれませんでした。原因を考えた結果、ナイロンが問題であろうという結論になりました。
 
 そこで、次は「ナイロンに代わる素材」について話し合いましたが、ここで少し悩みました。
 
ナイロンの代わりにブルーシートや網等でエアーを逃がして、跳ね返りを減らそうとしたのですが、
 
エアーが逃げなかったり、逆に隙間から切粉が出てきてしまったりと思うようにいきませんでした。
 
メンバーと色々考えている中で、不織布のアイディアが出て、それを使用した結果が上手く出来た時は、とても嬉しく思えました。
 
 これで切粉の跳ね返りの問題は解決出来たので、同時進行で行っていた「囲いの大きさをもっと小さくする」
 
これについて進めていくことにしました。
 
製品の載っているラック自体の大きさがそれなりにあるので、最初は全体を覆う囲いにしていました。
 
これを折り畳めるように上下のパーツに変えたのですが、まだまだ邪魔になっていました。
 
この問題についても色々とメンバーと話し合っていたのですが、こちらも最初はなかなか上手くいきませんでした。
 
 しかし、先程の不織布を使用することによって、こちらも問題が解消出来るようになりました。
 
まず、囲いの形状に拘ってしまっていたために、小型化がなかなか進んでいかなかったのですが、
 
囲い自体不必要なのでは?という意見が出てからは、サクサクと進めていくことが出来ました。
 
最終的に不織布のみのカバーになったので、使用後も小さく折り畳めるようになり、場所を取らず簡単に収納できるようになりました。
 
 以上が切粉対策に関する改善内容です。この改善を通じて切粉に対する問題解消を行ったことはもちろんですが、
 
この改善では特にメンバー全員が一体となって活動できたことが、何よりも一番良かったと感じています。
 
今までどうしても活動に参加できない社員の方もおられたので、
 
その方々とも一緒にやれたことが何よりもの報酬だったのではないかと感じています。
 
今後もメンバーみんなでワイワイとやれる改善活動を続けていけられるようにしていきたいと考えています。
 
 
 
 
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