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社員ブログ

今までで一番の大仕事

2020-04-06
 
こんにちは!亀治です!
 
4月に入り、新年度を迎えられた方も多いのではないでしょうか点滅している星
 
気候も暖かくなってきて外に出るのが気持ちいい季節になりましたが、なかなか外出ができないのが残念ですまいった顔
 
食べてゴロゴロだらだらし過ぎないように気を付けようと思います汗
 
さて、本日は東京営業所営業マンのエピソードをご紹介いたします!
 
 
 
 ある年の秋に、開明伸銅のアルミ競合他社であるT社が、翌年の3月いっぱいで静岡の工場を閉めて、
 
岐阜の工場に集約するというニュースが届きました。その期限でその工場の生産が終了する事が決まったため、
 
岐阜の工場に移管する商権について、開明伸銅も弊社社長を中心に動き、
 
T社静岡工場が受けていた仕事の一部を請け負うという事が決まりました。
 
 これまでに開明伸銅もT社も双方が取引をしていたユーザーがあり、
 
T社が手放す商権の中にそのユーザー様の商権もあったため、
 
このユーザー様の担当であった私がこの商権移管の仕事の担当になりました。
 
 移管にあたっての絶対条件としては、ユーザー様には不便をかけられない、という事です。
 
まず移管されるべき金型のデータを確認し、移管されるべき金型全ての図面(約400枚)を作成しました。
 
先方の型番と形状を開明の型番に照らし合わせてリストを作り、漏れがないか確認しながら進めました。
 
 400枚の図面を描くとはどういう事なのか、それに伴うチェックシートも同じだけの枚数が必要です。
 
チェックシート等に記入する梱包仕様についても、同じように型の数だけすべて調べて、順次描きあげました。
 
その図面を描いてもらうだけでも、ものすごい作業量です。
 
社内の型番登録作業だけでも、述べ何人がかりで何時間かかったか分かりません。気が遠くなるほどではなかったかと思います。
 
 また、春になると、実際の金型の移管作業も始まりました。
 
静岡で最後の押出を終えた金型は、開明での押出に備えて、順次送られてきます。
 
その金型で押出をするのも、簡単なことではありません。
 
特別な治具をつくらなければ押出できないものなどもあり、ものすごく多くの皆さんの協力体制のおかげで、
 
移管作業を何とか完了することが出来ました。
 
 また、移管に際して一緒に仕事を進めたのは、いわゆるライバルメーカーの営業マンでしたので、
 
当初、その仕事には非常な緊張感を持って臨んでいました。
 
しかし、毎日増え続ける金型移管作業を行うにあたって、余計な事は言っていられません。
 
ライバルではありますが、協力して仕事を進めていかないと、スムーズには進みません。
 
言いたいことはお互いに色々あったと思いますが、ユーザー様に不便をかけないため、
 
協力し合い、何とか移管作業を終えることが出来ました。
 
 今となっては懐かしい思い出ですが、たくさんの人々に協力を仰ぎ、
 
何とか無事に完了する事ができた一番時間のかかった仕事ではないかと思います。
 
一人では何事をするにも難しい事が多いですが、同じ方向に向かって協力し合える仲間がいれば、
 
大きなことが達成できるという事を、身をもって学びました。
 
 
 
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