社員ブログ
切粉受けの改善
2020-03-16
こんにちは!亀治です!
先週、東京で桜の開花が確認されましたね!
昨日メェとんと散歩に出かけると、桜のつぼみがいっぱいに膨らんでいました
朝晩はまだまだ冬の気候ですが、昼間は日差しが暖かくなってきたので
春になるのが待ち遠しいです
さて、本日はアルミ製造部社員のエピソードをご紹介いたします!
開明伸銅では各部署でそれぞれ改善を進めています。
私の部署では、ある勉強会で何かテーマを決めて改善に取り組もうという事になり、
各チームで取り組むテーマを決めました。私たちのチームは、“切粉が飛び散らない切粉受けを考えよう”です。
切粉とは製品を切断したときに出る粉の事です。
アルミの型材には様々な型があって、角パイプや丸パイプなど中が空洞になっている型材は、
切断機でお客様の注文長さに切断した時、空洞に切断した粉が入ってしまいます。
私たちの部署は、押出された製品を梱包・出荷するのですが、梱包時にその切断粉をエアーで飛ばしきれいにしてから梱包をします。
以前はダンボールを当ててエアー掛けをしていたのですが、周りに飛び散り、作業終了後の掃除が大変でした。
なので、何か切粉が飛び散らずにエアー掛けが出来る切粉受けが出来ないだろうかという事から始めました。
袋状の物を作ればいいという意見がみんなから出されました。最初はナイロン系の素材で作成しました。
しかし、切粉は飛び散らずにエアー掛けが出来ても、空気が抜けず、上手くエアー掛けが出来ませんでした。
その後もいろいろな案をみんなで出し合い失敗を繰り返しました。
そして、空気がうまく抜けないのであれば袋状ではなく、エアー掛けした切粉を下に集めるようにしました。
下にエアー掛けをした切粉が溜まるように受けを置いておくことで、掃除がかなり楽になりました。
しかし、やはり袋状の切粉受けもほしいという事で、
再度、部署の方が切粉が抜けず空気だけが上手く抜ける素材の布を持ってきて下さり、それで作成するとバッチリでした。
せっかく2種類の切粉受けを作成したので、何か名前を付けようということになり、
少し古いですが、漫才師の「やすし・きよし」から名前をもらい、
下に集めるタイプには豪快にエアー掛けをしても下で受けているので大丈夫ということで「やすし」。
そして、袋状のタイプには確実に切粉が溜まるので「小さな事からコツコツと」というので「きよし」と名前を付けました。
飛び散らかった切粉の掃除に時間が掛かっていましたが、この2つの切粉受けのおかげで、作業終了後の掃除がとても楽になりました。