社員ブログ
マシニングセンタ簡易手順書
2020-03-02
こんにちは!亀治です!
今週から3月に入りましたね
田舎の道を歩いていると満開の梅を見かけるようになりました
今月20日頃には桜も咲き始めるようなので、メェとんとお花見するのが楽しみです
連日の新型肺炎ニュースで混乱もありますが、食事・睡眠・手洗いうがいを心がけて
今週も元気に頑張ろうと思います
さて、本日は金型課社員のエピソードをご紹介いたします!
私は入社して6年目になりますが、これまで金型の製作・修正を行ってきました。
その中で自分の職場にある機械が、全てを扱えるわけではありませんでした。
今期からジョブシェアリングという会社の一つの取り組みの中で、今まで扱えなかったマシニングセンタを習得することになりました。
ソリッドダイスは他の機械で製作を行ったことがありますが、ホローダイスを製作したことはありませんでした。
それに今まで黄銅の形材製造に偏った経験が多いので、アルミの形材を製造するための知識や、
押出工程への配慮・金型構造の違いの対処という経験も持ち合わせていませんでした。
しかしやらなければなりません。「どうしよう、できるかな」そのような思いを打破する為に、
改善活動を通じて自分が早く習得できるように、失敗をしないようにしよう、と行動を開始しました。
まずは何といっても基本的な事は覚えなくてはならないので、機械の操作・加工プログラミングについて、
先輩に教えて頂いた事をメモに間違いのないように記入し、実践しました。
形状(アングル、チャンネル、フラットバー、丸パイプ 等)による注意点を覚え、教わったことが理解できるまで質問をしました。
これを正確に行うことが改善活動への第一歩でした。
私が改善活動で行ったことは、マシニングセンタについて教わったことや先輩が知っている暗黙知を
簡易手順書として“見える化”することです。
素早く確認ができ、項目ごとに進めばダイスが誰でも製作できる。
そのような簡単なものではありませんが、基本的な構造なら誰でもできるようには作れました。
ここからは本当に場数と経験になってきます。今でも先輩に助けを求め、簡易手順書の手直しや追加を行うことがあります。
一筋縄では先輩のように上手くいきませんし、失敗もあります。
しかし今回の改善活動を通じて、自分の中に教わったことを落とし込むことができ、なんとか自分で歩き出すことができました。
これからもどのような異形の形材でも金型を製作できるように奮闘していきます。