社員ブログ
いろんな経験をしてわかること
2020-02-10
こんにちは!亀治です!
先週末から今期最大の寒波が到来し毎日寒いですね
今年初めて積もった雪を見て、雪景色もいいものだなぁと感じました
皆さん風邪など引かれないように暖かくしてお過ごしください!
さて、本日はアルミ製造部社員のエピソードをご紹介いたします!
私が開明伸銅に入社して今まで色々な経験がある中で、大変だったと感じたのは、
まずアルミの製造現場での修繕作業です。
チームとして昼夜勤務でのリーダーを務め始めた頃、その当時はまだ押出機の機械的なことや、
電気的な知識が分かっていなかったこともあって、私自身がチームのリーダーとしてやっていけるのか?
正直不安しかありませんでした。
そんなおり突発的に発生する故障に対し、何も分からない、どうして復旧したらいいのか分からない、
予想外のことが色々ありましたが、周りの上司に助けられ、復旧の仕方等を目で見て学ぶことによって、
自信につながり、同じようなことが起きた場合には自身で解決できるようになりました。
また特に大変だったのが、原因のわからない故障から大きな部品交換となり、復旧した後の生産量を取り戻すための稼働体制でした。
その当時の押出機は1650tが1機しかなく、遅れを取り戻すために24時間、昼休みもなくフル稼働させ、
故障による生産量の遅れを立て直したこともありました。
しかし、こういった経験から機械に対して興味を抱くようになり、また修理の経験を得ることによって自信が持てるようになりました。
また定期保全や日常点検の大切さ、機械運転時のちょっとした機械の異変に気づくことの大切さを同時に知りました。
その他に大変だと感じたのが、オペレーター業務です。
自分の作ったアルミ製品形材の良否判断が間違っていれば、すべてが不良品となることや、
客先にまで届いてしまえばクレームとして返却され、信用を失ったりすることも分かりました。
そして、金型温度、ビレット温度、押出速度、機械使用冶具の整備状況等、これらの条件がどれか一つでも異常な状態になると、
硬さに影響が出たり、型材の表面が焼き付いたり、形状が崩れたりと、
「ええもん」ができないことが押出オペレーターを通じて分かりました。
今思えば職場における上司の存在はとても大きく、色々な形で助けてもらいました。
大変ありがたいと思う反面、上司という立場は大変なことだと、今自分がその立場になって初めて気づき、
今後は私も部下からありがたく思われるような存在になろうと改めて思いました。